昨日は快晴。
久しぶりにつれあいとおデート。
午前中は安曇野ちひろ美術館へ(←設計は内藤さんという方)。
「ケーテコルビッツとちひろ」展をしておりました。
ケーテコルビッツ作品はすんなりと見れました(←絵と額がマッチしている)。
ちひろ作品は、この夏に来た時も感じたことですが、見ているとだんだん疲れてきて、絵に集中出来ないというか、フレームがジャマに思えて仕方がありませんでした(額を作っている悲しい”サガ”かもしれませんが)。
ちひろ作品(水彩や鉛筆)の繊細さとフレームがどうも合っていない気がしました。
どの作品も統一感を出したかったのか、ナラの白木、おそらくアッシュかなにかの白っぽい木のフレームの2種類。
どちらもせめてフレーム巾が今の半分くらいでしたらまだ鑑賞のジャマにならないと思うのですが(できれば木目も目立たない木の方がベタ〜?またできれば、、、)。
額は、保護カバーという役目の他に、日常(3次元:普段の生活空間)と非日常(2次元:作品)を”つなぐ”という役もあると思っています。
つなぎ方がうまくないと作品本来の良さも半減してしまうのではとあらためて感じた展示でした。
ちひろからの帰り道。
冬の北アルプス、いつ見てもこころが”シャン”となります。
お昼は、豊科インターの手前、「ビレッジ安曇野」で立ち食いそば。
イベントをやっていて、そばは期待以上においしかったです(ついついイワナの塩焼きも)。
高速を飛ばして約40分、諏訪南インターで降りるともう八ヶ岳は目の前です。
インターから約20分、八ヶ岳美術館に到着。
ここは村野藤吾さん晩年の設計で清水多嘉示さんのブロンズ作品を収蔵。
開催している裂き織り展示が来た目的です。
帰りに近くの温泉(もみの木の湯)に入り、月が登った八ヶ岳を後にしました。
お客で賑わう「ちひろ」と閑古鳥の鳴く「八ヶ岳」。
いろいろな意味(←かなり意味深デス!)で”対照的”でした。
近くのスーパーで夕食の買い出しをして帰宅。
新酒が出回り始めており、夜はつれあいと二人宴会。
”新鶴”の和菓子もつまみに(←雑食性)。
今日の収穫、「ちひろ」で買った缶バッチ。
イラストは成瀬さん。
成瀬さんには10年ほど前、「この予算、大至急、指定の文字入り」という”注文”で絵(油彩)を描いてもらったことがありましたっけ。
あっという間に楽しい一日が終わり、また月末に向けリキいれます。