昨日、今年初めての雪景色。
ホンダ君も寒そう(スタッドレスタイヤに履き替えねば)。
馬の飼い葉桶のようなモノ(円筒形)の製作完了。
ただいま拭き漆の最中。
個展まで1週間を切り、追いつめられ、居直り始めてもいる状態。
時間がないのでほとんど画像だけ。
N角形で傾き(α度)のある桶(のようなもの)を作る時の角度計算式。
丸鋸の傾斜角度=180/N×sinα
スライド定盤の角度=180/N×cosα
8角形で角度85度の場合
丸鋸の傾斜角度=180/8×sin85=22.5×0.996=22.4度
スライド定盤の角度=180/8×cos85=22.5×0.087=1.96度(←こちらが重要)
1.96度→tan(1.96度)=0.034→(1000ミリで34ミリ上がる)→斜めの定規を作る
図面(直径350ミリ)。
木取り。
計算した角度にカット。
溝きり。
本番前にトチ材で準備運動。
パーツを並べ、
テープでつなぎ、
ヨイショと起こし、
パタパタと折り曲げると8角形の完成。
本番は、ガムテープでつなぎ、ボンドを塗り(内側にマスキングテープを貼っておく)、組んでから実(サネ)を差し込み、紐できつく固定(紐が滑らないようにノコ目を入れておく)。
8角形の完成。
旋盤用のアタッチメントを取り付ける。
旋盤にセット。
ルーターを乗せる台をセット。
本体を手で回し、少しずつルーターで削る。
ほぼ丸くなったら、旋盤をゆっくり回転させルーターでこれまた少しずつ削る。
ルーター削りのあと、回転させながらペーパを当て表面をきれいにする(120→150→240→320)。
上と下を平らに削る。
祝・完成(最初の画像へ)。