長芋兄弟、もうすぐ軒下まで届きそうです。
昨日から始めた整理整頓。
片付けの最中、20年程前に入手したケヤキの板を”再発見”。
サイズは大きいものの(←大きな木だった証拠)、不定形、節だらけで一部は”風化”してます。
”普通の家具”を作るには木目(木の繊維)がねじれすぎていて使えません(←作った後にゆがみが出る可能性限りなく大という意味)。
ただ表面を削ってテーブルの天板というのも、なんとなくピンときません(←で、結局何を作るか決めかね20年も放ったらかしだったのです)。
節だらけということは、外から見えなくてもきれいな木目がある”可能性大”。
そこで、昨年の個展で作り意外と?好評だった「木のブロック」やちび丸君、ミニ箱などにしようと「決意」!。
”心を鬼にして”(←大きい板を切る時はなぜか申し訳なく思ってしまいます)、板を切り分け、
さらに小さく。
中はこんな感じ(クリックで拡大)。
その一部(クリックで拡大)。
割れたり変色したり、虫が食べた穴があったり、、、でも、なんだか面白い(と、僕は思っている)。
他の部位(いつのまにか虫が、、、)。
試しにオイルを塗る(木に何かを塗って色が変わる「濡れ色」というやつです)。
仕上げるとこんな感じに(「木のブロック」の残り品)
下ごしらえ完了。
「な〜んだ、ただ板を小さく切り分けただけじゃないか!」(とも言われるかな?)。
まあ、「木の刺身」みたいなもんだと思って下さいな。
20年来の気がかりがひとつなくなり、また”稼業”に集中出来そうです(たぶん)。
昨日、腕を骨折。
といっても、私ではなく角ノミという機械のアームレバー。
そのご当人。
八畳二間しかないのに木工機械だけは“人並み”(それ以上?)にある仕事場。
それは久しぶりに行った機械の配置変えの出来事。
抱きかかえるようにして左右にずらしながら彼を移動中、傾け過ぎ、踏ん張りきれずドタンと、、、。
気がついたら、レバーがポキリと折れてました。
幸い、机や他の機械に乗るように倒れた為、軽い打撲で済みました。
倒れた彼(たぶん体重は100キロ以上)を起こすにもひとりでは大変難儀し、最後は「火事場の馬鹿力」でなんとかクリア(今は打撲と筋肉痛であちこち痛い)。
さてさて、折れた腕をどう直すか?
また難問を増やしてしまいました(稼業への道は遠く、、、)。