予感はしていたものの、やはり予定を1日オーバーし昨晩帰宅。
横浜では桜が咲いてましたが、朝起きたら家の裏の梅もチラホラと咲き始めです。
出発して約3時間半、無事に現地到着。
来月から学童の指導員になる若い助っ人がいるのがありがたいです。
現場に資材を降ろす。
今回はこれまでと作り方をすこし変え、前もって鉛筆で仕切り板の位置に印つけ。
現在使っているサワラ棚の解体&現場搬入までも済み、初日は順調な滑り出し。
2日目。
まずは時間がかかりそうなコーナーのパーツ作り。
曲線に作った棚板を型にした幕板の製作。
板厚3ミリのサワラ板2枚をボンドで貼りあわせ固定します。
完成したコーナー部分。
若い助っ人さんがドンドン棚を組み立ててくれます(こちらは見て応援しているだけ?)。
個室の大黒柱や小黒柱となる棚も組んでゆきます。
2日目終了まででまあまあの進み具合。
たまたま?現場まで来た知り合いと飲み屋で”夕食”。
3日目は設備屋さん(天井に大きなエアコンの設置)やらクロス屋さんが出入りし、慌ただしい現場となりました。
午後から来た助っ人さんに裏板の取り付け作業を依頼。
完成した間仕切り棚。
その裏側。
本を置くとこんな感じ(引っ越し当日撮影)。
大黒棚、小黒棚の固定作業。
「棚の高さを床から天井までの高さより1ミリほど高く作ると動かなくなる」(←理屈)。
棚の設置位置に天井の点検口があったり(棚デザインの一部変更)、天井までの高さがバラバラだったりと、、、実際はなかなか苦労するのでありました。
差し入れの夕食弁当を食べた後、固定した棚を自分の身体で”計り”「箱の枠」の具体的なプラン構想。
3日目で枠作りまで終了のはずが、頭も身体も疲れ過ぎ作業は翌日に。
いよいよ最終日(なぜかその1)。
昼もだいぶ過ぎた頃、枠が完成(頭を使う部分終了)。
大事の前の小事、壁を張る前に、間仕切り棚の残り部分と、床のコンセントの穴塞ぎ。
いよいよ壁張り開始。
あとはひたすら壁を張ればゴール、と思いきや、、、。
張り始めた時間が遅かったのと、壁板を組む時にドンドンをカナヅチで叩き込んでゆく音が結構うるさい事が判明(←今回初めて使う幅広の板だったので)。
現場2階は貸しマンション、住居者アリ。
てなわけで、ほどほどの時刻で作業は打ち切り。
とりあえず現場を掃除し、「完成祝い」が「完成”前”祝い」と名称変更になってしまった鍋パーティに出席。
最終日(その2)。
今日は現場に「引っ越し」の日。
その前に作業を終らせねばと、焦りつつも慎重に作業開始。
引っ越し部隊が到着し、荷物が次々と現場に運び込まれているさなか、ようやくの完成。
個室北側。
個室南側。
個室北側の壁と個室の間仕切り、さらに引き戸は次回です。
最後に、解体したサワラ棚部材を使って下駄箱ふたつ。
今度は10代の若い助っ人さんに手伝ってもらいました。
毎日、朝7時から12時間以上ウロウロした日々もようやく無事終ったのでした。
「釘を1本も使わずに組んだ無垢の家具」(←実は板を木ネジで止めただけ:打った木ネジ2,000本以上:笑)。
子どもたちが過ごす空間として、全体に優しい雰囲気と木の香りがする(2ヶ月くらいはするかな?)箱と棚になったのではと思っております。
ヤニが出て来る事もあるという短所もありますが、格安に出来る事と(気楽に使える)、簡単に作り直しが出来ることが”サワラ家具”の長所でしょうか。