朝から夜遅くまで虫の音がうるさいほどになり候。
外を見ると、どのコスモスも朝日に向かって咲いているよう(クリックで拡大)。
長い事続いた椅子もようやく最終回(というより、これからが本番ですが)。
本体が完成し、アバウトに画像処理した「本作・完成予想図」。
同じカタチでも樹種によって雰囲気が変わるので、注文分(2脚+2脚)の他にいくつかの樹種で作って「調査研究」の予定(好みを選んでもらうことも出来ます)。
ケヤキ、タモ、クルミ、サクラ、クリ、トネリコ、ナラ、トネリコ、センなどが候補。
「極軽量」に出来るスギ材なんてのも面白いかも(材質が軟らかいので、ホゾにひと工夫必要かも知れませぬが)。
材木置き場から板を”掘り起こし”、使えるかどうかチェックし、今日から本作の開始。
ラダーの加工(その1)
ラダー加工(その2;貼り合わせ)
ラダー加工(その3;斜めカット)
ラダー加工(その3;トリマーでサネ溝掘り)
背柱部分のラダーが当たるところに鉛筆で印付け。
背柱のサネ溝掘り(←限りなく正確な位置に掘るベシ)。
サネ溝掘り完了(最大の難所クリア)。
ラダーの不要部分(サネ溝加工までは必要)をバンドソーでカット。
ラダーの表面仕上げ前(バンドソーの挽き割り痕)。
苦手な「カンナ削り」。
水で濡らして木を柔らかくしつつ削る(水で濡れるのは表面から0.1ミリ程度)。
組み立て(その1)
組み立て(その2)。
背柱の角がチト長い気がするのでチト(1センチ)カット。
ペーパーでまんべんなく仕上げて、最後にオイル。
他の椅子の座板を乗せて後ろ姿をチェック(この画像をいじり「完成予想図」を作製)。
座ってみて、背のあたりもマアよかろうかと(←自分の身体での計測結果;自己判断ともいう)。
総重量は4.4キロほどで、重たいケヤキ材で作った割にはマアマアの重さであろうかと(これまた自己判断)。
他の材だったらもう少し軽くなりそうだし(←軽さの限界に挑戦で、スギ材で作ってみたい)。
ダイニングチェアの場合、座る度に動かすので、軽さや持ちやすさも重要な要素と思うのデスデス。
ちなみに、今パソコン用に使っている椅子(オカムラのカロッツァ←オークションで安く買った)は、座り心地も動かしやすさも悪くはないのだけど、とにかく重い!
キャスターで重さを感じないだけで、手で持とうとすると腰を痛めそうなほど。
しかも壊れたら粗大ゴミ化する運命(部品も製造中止だろうし)。
椅子はそれぞれに一長一短あり、まあ、好みの問題かと。
僕にとっては、まずは「見た目」ですけども。