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来週の火曜日(6/12)は搬入日ゆえ、今日から気分は行商モード。
アレコレとたくさん用意すべく、お昼寝はしばらくお預け。 1年ほど前、新宿に向かう特急電車でお泊りし、搬入出来なかったのがつい先日のような気も(もうあれから1年か、、、と、ため息もでます)。 この冬、長芋用プラスチックケースとの物々交換で、畑の作物表示用パネル(防水式)を作るということに。 アイデア寝かせ(自分も寝かせ?)、ようやっとカタチにしましたです。 ついでに?スツールの修理も。 修理、いつもは他の誰かが作ったモノですが、今回はその昔、ワタクシめが作ったスツール。 足の一本は行方不明になったとか(どこ行った!)。 まずはなんとしても今日中に、行商用アイテム・ミニ額Bタイプ(←安易な命名)を完成させねば。 尚、都合により今月、きぎ商店は開店休業となります。 7/1(日)より再開予定ですが、その頃はもう夏でしょうかね? その昔、知り合いが引っ越し一時期住んでいた四国の檮原町。 ヒゲキヨ氏からのお知らせメールにその町の紹介がありましたので、又聞きならぬ又お知らせ。 ------(尚、読みやすいように勝手に改行しました)------ (ヒゲキヨ氏より) 福岡の、青柳行信さんから毎朝、大量の情報が届きます。 全国から寄せられる情報を転載しているので、全部読むのはハナからムリ。 取捨選択する自主性が問われる時代です。 今朝はひとつだけ転送させていただきます。 ↓ 【転送・転載大歓迎】 ☆原発とめよう!九電本店前ひろば第411日目報告☆ から: 西岡由香 さんから: 青柳さま こんにちは、おとなしそうでおとなしくない西岡です(^^) 先週行った高知県梼原(ゆすはら)町、目からウロコ落ちっぱなしでした。 そもそも、朝日新聞記者の伊藤千尋さんの本「地球を活かす~市民が創る自然エネルギー」に梼原町が紹介されていて、興味しんしんだったところ、ある旅行社が「伊藤千尋さんと行く梼原町ツアー」を企画していると知り、これは行くしかない!ということで初四国上陸。 拙文ですが、報告させていただきます。 ******* 自然エネルギーで町おこしの梼原町報告 ******* 高知空港から山間をぬうようにバスで約2時間半走ると、愛媛県との県境に「梼原(ゆすはら)町」のプレートが見えてきます。 ここは幕末に、坂本龍馬ら土佐の志士たちが脱藩に通ったルート。険しい四国山地に囲まれているので梼原は「雲の上の町」と呼ばれています。 トンネルを抜けると梼原町。元・町長の中越さんが軽トラックで迎えにきてくれました。 まず2007年に立てられた町役場へ。ここで1つ目のウロコ落下。 「美術館か、はたまた飛行機の格納庫か?」といった木造二階建ての町役場は、一階の半分が扉になっており、中に入ると体育館のようなフラットなスペース。 「台風などのとき住民の避難場になるように一階を広く取りました」。 役場、銀行、JAなどが並んでいるのは、「ここに来れば用事が一度で済むため」と中越さん。 町議会の議場に行くと、ん?いかめしい議場じゃなくて普通の会議室だ! 「年に数か月しか使わないのに、専用に部屋を取るなんてもったいない。 椅子や机は出し入れ式にして、使わない時は多目的ホールで開放しています」。 2つ目のウロコ落下。 屋上には太陽光発電、広い扉から入った風は地下を通って夏は涼しく冬は暖か。 それまでの鉄筋4階建てを「町民目線に」と二階建てにしたそうです。 慶応義塾大学の環境モデル事業として、専門家と協議を重ねて実現したとか。 委員会には今、長崎にお住まいの藤田祐幸先生も加わっていたと知って納得! はじまりは、中越さんが町長になったとき、町の財政を立て直すために「風早」という町内の場所で風力発電ができないかと考えたのがきっかけだそうです。 でも風早は風が早くなかった(^^;) それで風の強い場所を調べたら、四国カルストの山頂に日本で二番目の風が吹くことがわかり、町の収入の半分の額を投じて風車を設置。 余った電気は四国電力と交渉して、1kwあたり11.5円で買ってもらうようにしたところ、5年で元がとれ、いま風力の売電で年間4千万円が町に入ってくるそうです。 風車の下で、のんびり草を食む牛が福島の牛と重なりました。あそこにあったのが原発ではなく風車だったなら・・と。 ここからがすごい。 「自然からもらったものは自然に返そう」と、売電利益で「環境基金」をつくり、町民に助成金を出して森林保護に乗り出しました。 その結果どうなったか。森が元気になり、四万十川の源流も守られました。 間伐材でペレットを製造する工場を立ち上げて安定した雇用も生まれ、田んぼのオーナーを募ったら全国から申し込みが400件きて、アイガモ農法での米自給率100%、野菜も自給率90%以上、家々には太陽光パネル、川には小水力発電、余った電気は夜、街路灯としてあたたかな光をともしていました。 太陽光パネルが設置された小学校では、子どもたちが「今日の発電表」をチェックし、自然エネについての劇をつくって大阪などで上演しているとか。 「環境とマッチしない地域づくりはありえない」。 中越さんの力強い声は、積み上げてきた自信に満ちていました。 こういった町づくりは、行政や町長がトップダウンで決めたことではなく、町民から町づくり委員を公募し、18歳から75歳までの15人の委員を、なんと町費でドイツとスイスに視察派遣、帰ってきた委員と町民が話し合い町民アンケートを取って決めたそうです。 さらに、65歳以上が40%をしめる梼原町では、高齢者のお家に光センサーをつけて、住人が一日動かなければ役場に知らせが行くしくみを取っているとか。 病気のお年寄りが、センサーの通知を受けてかけつけた人の手で助かったこともあるそうです。 20戸に一人、「健康委員」をつくって、一年で64時間健康の研修をしてもらう。 健康の知識を持つ人が増えた結果、近所で声掛けをして、病気が予防できるようになったそうです。 中越さん「町民の安心安全を守るのが行政の役割です。孤独死なんてさせない」。 こんな奇蹟のような町があるのかと感動で鳥肌立ちっぱなしでした。 ここは、かつての「脱藩の道」を、「経済重視社会からの脱藩の道」として開拓している。 ホテルの渡り廊下をギャラリーにした、まるで平安神宮のような組み木づくりの回廊と、その上に広がる星空を見上げながら、「雲の上の町」が地上に広がるよう私もがんばろう・・と誓いました。 梼原町を後にして、四万十川の源流域から広くたゆたう流れにそってバスは走ります。 四万十川のあちこちに、「沈下橋」という欄干のない橋がかかっているのは、台風などのとき欄干が木などをせき止めて、濁流があふれないような先人の知恵。 この日の宿泊は、廃校になった小学校をそのまま宿泊施設にした「四万十楽舎」です。 三階建ての一階は給食室とお風呂、二階は校長室や保健室、教室に2段ベッドが並んでいて、3階は学校そのままに音楽室、図書室、談話室、木工室。 学校に泊まるなんて超わくわくー! 夕暮れせまる四万十川のほとりを散策しました。森の緑を映して、すいこまれるような深緑色の川は、見えない文字で星の歴史を刻んだ生き物のように、ゆったりと流れていきます。 夕食後は、楽舎の元気すぎるスタッフさんたちと一緒に、大うたごえ大会になりました。 私は5年1組の教室のベッドから抜け出して、図書室で週刊金曜日の原稿描き(^^;)午前1時。 窓の外には降るような星と、四万十の流れ。 カエルの合唱と虫の音と、子どもたちの指のあとがついた図書室の本たち。 いつまでも起きていたい夜でした。 翌日、旅行社のつながりで四万十市長が会ってくれるというので、四万十市役所へ。 ここで眠気もふっとびました。 市役所のロビーにどーんと掲げられたパネルには、「郷土の偉人 幸徳秋水」。 なにいいい! 幸徳秋水って明治の「大逆事件」で刑死した人ではー! 事件そのものは、自由民権運動弾圧のための、政府によるでっちあげ事件だったことは知られていますが・・。 市役所2階には幸徳秋水資料館。 さらに、面会してくれた市長が配ってくれた資料は「国が間違っていました。秋水さんあなたは無罪です」とでっかく印刷された「秋水平和音楽祭」のポスター。 市長いわく「秋水は坂本龍馬より素晴らしい」。 どっひゃー。 「高知で、自家発電社会を創ろうと企画を立ち上げている」という市長は、「歴史を勉強するのは今を知るためです」と胸をはって話してくれました。 その後、訪れた高知市立「自由民権記念館」でも、板垣退助や中江兆民、植木枝盛など自由民権運動の旗手たちが、いかに政府の弾圧と果敢に闘ったかが紹介され、彼らが起草した憲法草案なども明治憲法と比較して展示されていました。 坂本龍馬の紹介とかほとんどなかった(^^;) 今の息苦しい日本社会と比べて別世界みたい、と思ってふと気づきました。 これが本当なんだ。堂々と自分の主張をし、人とつながり、自然の恵みをいただくことが、生きるということなんだ、と。 桂浜から広がる太平洋のように、視界がぱっと開けた気がしました。 動いてみたら、結果は後からついてくるぞね。 高知の人たちがそう背中を押してくれています。 今も。 追伸 高知の栗焼酎「ダバダ火振」は最高でした♪
by kigikobo2
| 2012-06-04 09:27
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