粛々と進めてきた大テーブル。
ついに第4コーナーを曲がって最後の直線、拭き漆の作業に突入。
上からかぶせた蓋(板段ボール)を取ると、
いい色合いになってきた天板が見えます(脚部と貫は下に)。
色合い、ツヤなどを見ながら、テカテカになる手前まで(←これが大事:あくまで私見なり)拭き漆の作業を繰り返します。
漆を塗った翌日、「どうなったかな?」と、ドキドキしつつかぶせた蓋を取る瞬間がいいのですよ。
時に、拭き取り残した漆の部分だけ黒くなっていて「ガクッ」(やり直し)てなこともありますけど。
天板に脚部の一部を取り付ける。
取り付けたパーツ間の距離に合わせて貫を加工。
まずは板削りしフラットな板に(長さ1700×幅270×板厚55の仕上がり)。
アリ部分の試作(こんなカタチに)。
貫の本作。
貫を受ける脚部のアリ加工。
脚部の足も作り、ようやくテーブル木地の完成。
最後に、拭き漆の室(むろ:漆の乾燥のためのスペース)を作り(枠を作ってシーツをかけて囲んだだけ)、「どっこいしょ」と天板を台に乗せ(これがまたひと苦労でありました)、拭き漆作業がスタートしたのでした(明日から再開)。