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週末は昨年11月の「ガリ版伝承館ツアー」に続く「大人の修学旅行」。
今回は新潟へ2泊3日の旅。 修学先(その1) 新潟・絵屋 修学先(その2) 妙光寺のライブイベント 修学先(その3) 斎藤順正個展 修学先(その4) チマキ作り講習会 モチロン、夜遅くまでの「勉強会」あり。 修学旅行前日、配達を兼ね信州から東京へ移動。 出掛ける日の朝はちょっと寒くストーブのお世話に。 東京へ向かう途中の高速で(この山だけはいつ向かっても「言うことなし!」。 知り合いに連れられ日本橋のギャラリーへ。 木村茂さんの銅版画展。 摺った時の銅板の枠をなくしたいとかで、作品のカタチに銅板を切り抜いての作品(DMより)。 しばらく会場にいるとだんだん見えてくるもの感じるものがありました。 会場を辞して、2×6ベンチを配達し、横浜の”別居人”宅へ(パソコンデスクがお泊り代)。 *初日 練馬でメンバーと待ち合わせホンダ君で新潟へ。 お昼過ぎ、新潟・絵屋到着。 作品展やショップをしばし見学。 本を購入いたし候。 その大倉さんに連れられ近くのそば屋へ。 南ばんエビ天そばを食し、外へ出ると数人の順番待ちのお客さん。 その中にシーナ・マコトさんという人も(参加メンバー談)。 腹ごしらえの後、再び大倉さんに連れられ新潟市内のギャラリ−見学。 自転車の置かれた狭い路地の入り口。 奥にFull Moonというギャラリー(我らが「シャチョー」の立っている場所)。 そこの玄関(明治期の民家をギャラリーとして活用とのこと)。 作品&建物を見学の後、路地を移動。 路地を出た所が「古町通り」。 僕が10代の頃は新潟で一番の繁華街でした(←過去形)。 小さな立て看板。 工房兼ショップ兼ギャラリーの小さな「イカラカラ」はメンバーで満員御礼状態。 その後、砂丘館へ。 旧日銀新潟支店長役宅をだったそうで、ここの蔵の天井梁にはケヤキが使われておりました。 ここでも作品&建物見学。 松林の中の「カーブドッチ」→エチゴビール(ビール&軽食)と廻り、夕暮れ迫る少し前に妙光寺着。 写真家・天野さんの講演会の後(ネズミの”くさや”の話などなど)、撮った写真のスライドをバックにソプラノ演奏。 イベント終了後、外は真っ暗。 打ち上げパーティに我ら一行も飛び入り参加(ごちそうさまでした:謝々)。 パーティの片付けもせず、お寺の近く越前浜(←越後なのに越前浜とはこれいかに?)の斎藤さん宅で2次会。 翌朝早朝、小雨の越前浜をのんびりとお散歩。 が、砂浜の波打ち際で「生きたハマグリ」発見! 俄然、狩猟採集民族の血が騒ぎ?散歩が「ハマグリ漁」に(正確にはハマグリ拾いか:「ヤマグリ拾い」はした事ありますが、、、)。 漁果12〜13個(斉藤さんの夕食材料にプレゼント)。 他に貝殻、石なども。 持ち帰った”越前浜土産”の品々。 そのなかのタコノマクラ(「大きい枕」は先日千倉の知り合いからのプレゼント品) ヒトデのような模様がきれい(というより、不思議ですね〜)。 ウニの仲間だそうで、中に小さなLEDでも入れて”照明”にするときれいかも。 *2日目 朝食後、越前浜の漁港へ。 イロイロあった中に、磯釣りする人にとっての王様、イシダイが売っていました。 港の風景。 小さい小屋につながれた電線が糸電話の糸のように見えました。 漁港を後にし佐潟という沼地へ(見える山は角田山)。 かつて新潟平野では当たり前だった「はざ木のある風景」が今も残っているというのでそこも見学に。 まさに子どもの頃の風景そのままで、懐かしいようなちょっと切ないような気分も。 そこにものものしく立っていた看板。 文末の「文句あるか」。 土足で勝手に家に上がられたような、、、なんだか嫌な気分でした。 次に目的のひとつ斎藤順正さんの個展へ。 弥彦神社の近くにある「弥彦の丘美術館」。 冬の新潟、田舎の何気ない風景の絵がとても印象的でした。 重たい色の空と白い雪の大地の間に人々の暮らし(僕の子ども時代)があり、新潟に住んでいた時の気持ちをたくさん思い出し、これまで漠然と感じていたもろもろの感情にようやく輪郭というか、居場所とでもいうか、はっきり認知された気がしました。 会場で順正さんの絵本「はざ木のニック」購入。 次々と訪れるお客さんの接客で忙しい順正さんを残し、われら一行は順正さん曰く「うまいラーメン屋」へ(←人気店だそうです)。 たくさん並んだ車に「ここは中古車販売の店か?」と思うも、それは店のお客さんの車(ホンダ君もその一台に)。 特製味噌ラーメン(左)と味噌ラーメン(右)(どちらもすでにちょっと食べてますが)。 値段が同じなので聞いてみると、特製は和風っぽいのだそうで、50代の私にはちょこっとニンニクが気になりましたが、たしかに味の違いはありました。 大きな店ながら店員さんの丁寧な対応に繁盛する理由がわかりました。 ホンダ君も満腹にして新潟市内へ。 途中、メンバーのひとりが「コーヒーを飲みたいね」と。 たしかに、ラーメンの後の口直しと休憩をかねてどこかで休みたい気分。 しばらく進むと田んぼの中を走る道路沿いに小さい看板発見(発見時、”小さい事件”もありましたがそれは略)。 看板に惹かれ人気(ひとけ)のない集落で見つけた第二看板。 車を降り、民家の庭先の奥にある緑の路地を入ってゆくと、 ウッディーな建物がありました。 シフォンケーキのセットを注文。 織部の皿に乗ったほうれん草のシフォンケーキとコーヒー(テーブルは弥彦神社の御神木だったそうです:モミの木とか)。 「なぜにこのような場所でコーヒー店を?」 ついついいつものクセで(←好奇心旺盛ともいう)、マスターに根掘り葉掘り話を聞いていくうち、ツリーハウスがあるというので一同の視線は窓の外へ。 「おーッ!藤森照信氏顔負けのツリーハウス!」 こちらは設計だけでなく自作もです。 見学させて頂けるというので上へ。 まさに大黒柱、しかも生きたイチョウの木です。 帰り際、店の案内にホームページアドレスが書いてありました。 お近くの方、新潟に行かれる方は是非どうぞ。 思わぬ出会いが、半分成り行き任せ風任せ、大人の修学旅行の面白いところです。 旅先での楽しみのひとつは骨董屋さん。 「たぶの木」で休憩の後、ネットで見つけておいた新潟市内の「古風屋」というアンティークショップへ。 何か面白いモノはないかと店内を探す面々。 当方が見つけたお宝はこれ。 写真現像用メスシリンダー(たぶん)。100円也。 骨董店での買い物の楽しみは、いかにいいモノ(←自己判断)を、いかに安く買うか(←自己責任)、その差が大きいほど何とな〜く嬉しい(←自己満足)。 一日の疲れを癒すべく「ざぶ〜ん」という日帰り温泉へ。 お風呂より、まずは玄関にあった古道具コーナーに真っ先に駆け寄り、タオル片手で品定めする小林さんとシャチョー。 風呂屋で漆器ゲット!!(たしか200円と300円だったか、、、)。 ひと風呂浴び、夕食・宴会材料をウオロクで買い、旧加治川村の実家へ。 覆面ゲストも参加し、宴会、もとい、「勉強会」が始まるとあちらこちらで話の華が咲き、あっという間に時間が経ちました。 *3日目 朝食後、いよいよチマキ作りの講習会(講師は私の母) 笹の葉をくるりと丸め(円錐を作る)→そこに餅米を詰め→笹でフタをして→イ草で縛る。 文章では簡単でも、実際やるとなるとなかなかできません(「水泳の技法書」を丸暗記してもすぐに泳げるようにはならないのと同じです)。 見よう見まねで悪戦苦闘すること約30分。 だんだんコツも掴めると、皆口数も少なくなりひたすらチマキ作りに没頭。 作ったチマキを大きな銅鍋で約1時間半〜2時間煮て出来上がり。 それまでの間、我々は近くの田んぼや集落の中を散歩。 集落内で僕が子どもの頃からあったとおぼしき小屋。 トノサマガエル、ヒル、小さな淡水の貝、シマヘビ、ケラ、ホタルの幼虫などと遭遇し、川ではカメの泳ぐ姿も。 大きさでは”日本一”の櫛形山脈(小さい方から)の向こうに二王子岳も見えました。 散歩の後、家に戻り、できたてのチマキ(粽)でお昼。 これで旅の目的は全て終了。 俳人でもあるメンバーが両親にプレゼントしてくれた一句。 「銅鍋に 結いし粽の みどりかな」 悦子 実家を後にし、このあたりの大地主さんだったお宅を通り高速へ(画像は調査時のもの)。 新潟市の手前、聖籠町で高速を降り寄り道(旧家・二宮家見学)。 明治8年築の二宮家第一号米蔵という大きな米蔵。 蔵で絵屋の大倉さんと作家の方がイベントの搬入をしておりました。 作品の一部をチラリと拝見。 蔵の建物見学の後、母屋を見学。 大きな門ですが、道路の拡張工事で3メートルほど敷地側に「ドッコイショ」と移動したとか(元はマンホールのある当たりにあったのでしょう)。 敷地内の別の蔵。 その昔、当時の若夫婦用に建てたという建物を拝見。 古い洋風の椅子(たぶん輸入品)もありましたが、なぜかこういう所に感心してしまいます。 メンバーのヒラカツ氏は部屋の隅にある「小さな押し入れの引き手」が「七宝だ、七宝だ」と感動しておりましたしね(笑)。 新潟駅で解散し、一路、ホンダ君で信州へ。 途中、夕暮れの北アルプスを見ながら無事帰宅。 長々とおつきあい”ご苦労様”でした。 (訂正) ハマグリはアオヤギとのことでしたので「アオヤギ拾い」と訂正。 刺身にしておいしかったとの事(順正さん談)。 (業務連絡) メンバーの皆さま、まだまだ見どころ多いですし、新潟編・第二弾をまたやりたいですね。 見る側だけでなく機会があれば見られる側もいいですね。
by kigikobo2
| 2009-05-19 11:51
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